おはようございます。サロンの重吉です。
先週、お客さんと話をしていた時に骨盤ベルトの話になりましたので今日は取り上げてみます。
そのお客さんの従姉妹が、ゴムの骨盤ベルトをして腰痛が無くなったらしく、あなたもしたらいいよ!!と言われ、そのゴムのベルトをしていたらしいのですが…。段々と腰痛が無くなるどころか徐々に悪化してきたみたいで、従姉妹に内緒で結構値段の高い、ゴムの匂いがちょっと強いその骨盤ベルトをやめたとの事。
また、その話を友達にしたらしく、友達が「ゴムのベルトじゃだめやわ。ヒモで締めた方が効くよ」と言われ、またまた今度はヒモで骨盤を締めていたそうです。
しかし、腰痛が楽にもならず、かと言って腰痛がひどくもならず。。。
結局どのベルトも辞めてしまって現在の慢性的な腰痛に落ち着いたという話を聞きました。
骨盤ベルトが効く効かないより、それって自身の骨盤の位置を把握してないから痛みがひどくなったり、楽になったりがあったのだと思いわれます。
ちなみに、そのお客さんのその時の骨盤位置を見ると骨盤後傾位。
それで骨盤ベルトを大たい骨の一番出っ張った部分(大転子)に巻いていたそうです。前に引っ張り上げるように。。。
…それでは骨盤後傾位がもっと進みますよね～！よって、起立筋付着部が引っ張られ、姿勢も猫背になり、腰の痛みが増したのでしょう。
反対に、反り腰のような骨盤前傾位の方はその位置に巻くと非常に腰が楽になる！と言うことがあります。
例えば、女性なんかで内股になって歩く方や妊婦さん、お腹が出ている人なんかも骨盤前傾位になっている場合が多く、骨盤ベルトを使い骨盤の位置を前傾位からしっかり真ん中に立つようにすると、すごく腰の痛みなんかも楽になる方が多いのです。
要するに、自身の骨盤の位置が前傾位か後傾位かによって、そのベルトの角度で骨盤がまっすぐ立つような位置に持ってこれれば腰痛が出にくい姿勢になったり、楽になると言う事です。
(参考引用：ねこ背は10秒で治せる！ 著・小林篤史 マキノ出版)
現在、そのお客さんは当サロンでの骨盤矯正によって、もちろんベルトを使わず、自身の体で骨盤を立てられるように施術しており、段々とその体勢が骨盤周りの筋に形状記憶されてきております。
腰痛も現在ほとんどなく、腰痛が出ない身体になるように新しい骨盤位姿勢の構築に通われています。
皆さんも一度、腰のベルトを着ける前に骨盤の位置を確認してみてはいかがですか？
また、当サロンは骨盤矯正も行っておりますので、ぎっくり腰になりやすい方や慢性的に腰痛のある方、ヘルニアや坐骨神経痛でお悩みの方もご相談ください!!
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